季節の始まりは立春です。風薫る五月は風の季節でもあります。立春から数えて88日目を八十八夜と呼んでいます。
俗に、「八十八夜の別れ霜」と言われ、霜が降りることが少なくなり、種まきや茶摘みに最適な頃です。八十八夜から3~4日後が立夏で今年は5月6日でした。
鎌倉時代の初期に編纂された新古今和歌集(新古今集、小倉百人一首)は万葉集の歌が原歌になっているものが多く、伝承の間に語句が変化したり意図的に好みを加えて変化させたものと思われます。
後の音声はくらすらんさんのブログからダウンロードし使わせていただいています。