電子福引き器の概要
この福引き器は古くから、がらがら、ガラガラポンなどと呼ばれている8角形の箱を回転させ、中に入っている当たり玉で景品と交換するくじ引き器の電子版です。
当たり等級は特等賞、1等賞~4等賞まで用意され、等賞別に1,5,100,200,400個あり、合計706個格納されています。
このアプリは試作版であり起動時、常に初期設定が行われ終了による継続処理は行われません。
全体機能を把握するに当たり、706回の試行は規模が大き過ぎるのでURLアドレスに’?mode=1’を付加することによって、総玉数を31(1,2,4,8,16)個に設定することができます。短時間で全体を把握できるように配慮されています。
くじを引くとき、作為が働くと興味がそがれます。ここではガラガラが回転し停止指令が届くと乱数が発生します。
全体の玉数をnとすれば0~(n-1)の一様乱数が発生するMath.random()関数を用いて作為を排除しています。
運がよければ特等賞を引いて、大音響のファンファーレがあなたを祝福してくれます。
前述しましたが福引き運用日は複数にまたがることが多いことながら、アプリ終了による継続機能はサポートされていません。長期間にわたる機能をサポートするには、現状況を外部メモリに記憶し、次回の立ち上げ時に復帰させることにより実現できます。
福引き器の使い方
ブラウザに所定のアドレスを入力し、アプリを起動します。上図のような起動画面が表示されるので、状況表示の景品数欄を見て仕様を確認します。▶start 開始ボタンをクリックしてガラガラを回し、頃合いを見て⏹stop 停止をクリックしてガラガラの回転を停止します。
回転が止まれば自動的に色で当たりくじを識別できる玉が飛び出てきます。⌛wait 玉出し中が表示されている間は、新たな操作は無視されます。さっそく、次の画面の▶start 開始ボタンをクリックしてお楽しみください。
動作例
運用に向けての課題
この電子式福引き器を運用ベースに乗せるには、電源が突発的に落ちても現状が保存されることが望ましいです。それから、誤った操作を取り消したり、権限をもつ者だけが管理できるようにしなければならないでしょう。
改良や不正防止のためにすべての履歴を記録に残すことも大切です。また、季節にマッチしたキャッチコピーが設定できる機能も欲しいところです。
言語処理系が持つ乱数関数は微妙な癖があります。異なる方式の乱数関数と併用するのも一つの方法でしょう
販売促進、商売繁盛のきっかけになって商店街が活性化すればうれしい限りです。
余談
当たりが確定し玉が飛び出た時の効果音が長めになりました。通常より早い操作で前の音に重なると次の音が消されることがあります。
©2017 TacM, Ver0.07の上にカーソルを置くと参照ソースコードファイルなどの管理情報が出力されるように改訂されました。