絵文字の薦め
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今回は今までのHTMLとJavascriptの系譜から離れ、日本から発祥し世界的な広がりを見せている絵文字さらにemojiをフィーチャーします。右の絵は絵文字(ユニコード:0x1f691)です。
今や顔文字は市民権を確立したのだろうか。かつて報告書の氏名欄に、自分の名前の後にハートマークやビックリマークを付ける癖を持った女性がおりました。役所や事務所では違和感があります。
顔文字はインターネットが普及し、感情表現に使われ始めたと記憶しています。インターネットの普及は、洋の東西を問わず研究機関から始まりました。
よって硬派な雰囲気が漂っていて顔文字の類も怒ったり笑ったりが中心で、複雑な表情を含んだものは皆無でした。顔文字はキャラクタ文字を組み合わせたものから始まり、5~10文字程度が多かったようです。
笑い、泣き、驚き、混乱、苦笑などを表す次のような顔文字がありました。(^_^)、(^○^)、(^-^)、Σ(°Д°;)、(;_;) 、(T_T)、(@_@) 、(^_^;などです。そのうち、少数ながら顔などを象った顔文字が普及しました。それが発展して今や13万文字を超すemojiがUnicodeに定義される時代になりました。絵文字からemojiに時代は進みました。
顔文字から絵文字へ
嬉しい、悲しい、さみしい、照れる、しょぼん、怒る、泣くなど様々な顔文字が策定された今、複数の半角文字を組み合わせて表す絵文字は時代遅れと言えます。
顔文字から絵文字へと変更したとしてもユニコードは1~6バイトと多岐にわたるので、情報の節約になるとは限りませんがデバイスごとに絵文字が定義・規格化され文字形式で絵文字を表示することができます。その上、絵をカラーで表示するブラウザが多くなっています。
絵文字のカラー化
スマホのサポート状況は詳細はわかりませんがパソコン用バラウザでは、インターネットエクスプローラーを除きほとんどのブラウザでemojiはカラー表示されます。カラー表示をサポートしているブラウザではp、span、div要素のstyle属性やCSSによるcolor指定で絵文字に色を付けるのはできませんが、鮮やかなカラー表示は大きな魅力です。
動作例
歌の状況を絵文字で表示します。遅延動作ボタンをクリックしてください。
スーダラ節 ©TacM,2018 Ver0.01
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