プログラミングに触れながら歩を進める
2020年から小学校において、プログラミング教育が必修科目としてスタートします。必修科目とは大げさで算数や国語のような独立した科目ではないような気がしますが、ともかくもプログラミング教育が必須の授業になります。
最近、電車に乗ってもプログラミングの解説本の広告が目立つようになりました。夏休みを前にプログラミングについて語ります。
紙媒体書籍は1000円~3000円ほどの料金ですが電子書籍ならば100円~1000円程度です。日本文化を維持する上にも大枚と言わず小枚をはたいてください。
ネット上にはフリーで役に立つ情報が満載されていますが、玉石混淆を見分けなければなりません。その上、自分のレベルにピタッとはまる難易度のものを選ぶ必要があります。そこで体系的にまとまっていて多くのサンプルコードや画像データが詰まっている解説本をお薦めします。
無料を望む方へ
今では電子書籍ならば200円ほどでも手ほどきとして十分な自由研究本が多数あります。
それでも無料を望む方のためにときどき、通常のブログ記事のなかでプログラミングに触れてみようと思います。ゼロからのスタートは当然でしょうが、コンピュータの操作から語るのは難しいです。やはり、テキストファイルの作成、編集ができることが最低条件です。
プログラミング教育環境に恵まれている
肩書を重要視する向きには次項で述べる教育機関で学ぶのがふさわしいでしょう。意欲あるものには道は拓かれ、独自に多くの知識を身につけることができます。
プログラミング教育環境を整備するに当たり、高額な費用は必要ありません。
すでにメールのやり取りやデジタル写真の保存ができていれば、ほとんど無料でプログラミング教育環境を作り上げることができます。
初歩の初歩からスタートするには、テキストファイルの作成と編集などを参照してください。
なぜHTMLなの
ここでは、数あるプログラミング言語から将来性のあるHTMLとJavaScriptについて語ります。なぜならば、多くの言語を扱うには長期間かかり、費用もまとまったものが必要です。
それ(本格的な教育)は国から補助を受けた専門の教育機関(大学、専門学校、セミナー主催社など)が受け持ちます。
HTMLはホームページやブログの記述言語として世界の多くの人々に利用され、初心者にも取りつきやすい言語であり、プログラミング教育を語る上でエポック的な存在だからです。JavaScriptはHTMLとの親和性が抜群でHTMLに動的な記述を加えます。
ファイル属性について知る
ファイルには名前が付き、拡張子が含まれます。拡張子はファイルの属性を表しており、拡張子をhtmlにしておくとエクスプローラーはそのファイルをHTMLの規定に則った記述であるとみなし解釈、実行するように取り計らってくれるのです。
だから拡張子は重要です。拡張子は何十種類もあり、ファイル属性に注視すれば徐々に理解が深まります。まずは拡張子htmlを知ってください。ファイル拡張子とHTMLの関連については、自由研究のはじめ4を参照してください。
最終目的と準備するもの
もうすぐ夏休みです。親子合作による手作りの宿題が課されます。かつて、望遠鏡や万華鏡をレンズ、ボール紙などを用意して作った経験があることでしょう。今はキット商品としてのレンズや鏡は入手困難です。
そこでIT版万華鏡を作ることに挑戦しましょう。用意する素材はパソコンのほか、プログラミングの知識です。
すぐに高度なプログラミングは高望みですが先ずは「Hello World!」、あるいは日本語で「世界の皆さん、こんにちは!」と文章を作るだけでよいのです。
絵が満載のやさしいプログラミング解説書を手元におけば最高でしょう。
余談
我が国は、欧米列国を手本にして近代化を図り先進国の仲間入りを果たしました。ひたすら追随し多くのことを学びました。これからは技術導入、優れたものを交易するだけでは明るい未来は開けません。自ら考えて難局を切り開く力が必要です。
考える力を養うために、プログラミング的思考を身につけるためにプログラミング教育は必須です。子女の選択肢を広げるためにも新しいことに挑戦してみませんか。詳しくは次回に注目ください。