Androidエラー対策

Androidアプリ開発で新しいプロジェクトを定義したり、SDKのバージョンを上げたときに以下のようなエラーに悩まされることがあります。その解決の一例を示します。

Android-error ①Google Play services out of date. Requires 4030500 but found 3266112. このたぐいのエラーが起きたときは、ライブラリーの同期がとれていないことを意味します。

Google-Play-services_libは古く、そのプロジェクトのAndroidManifest.xmlに指定したライブラリーバージョンが実機のバージョン(3.2.66)と異なるとエラーメッセージは指摘しています。

プロジェクトが格納されているフォルダ、例えば、C:\PLEIADES\workspace\google-play-services_lib\AndroidManifest.xmlファイルのandroid:versionCode値は4.0.30となっていて両者に違いがあることがわかります。

package=”com.google.android.gms” android:versionCode=”4030530″ android:versionName=”4.0.30 (889083-30)” Google-Play-services_libプロジェクトと実機のどちらかを変更して同一状態にすれば解決しますが、実機のライブラリーを差し替えるのは影響が大き過ぎ得策ではありません。そこでプロジェクト側を変更するためにバージョンが’3266112’であるライブラリーをインポートします。

package=”com.google.android.gms” android:versionCode=”3265130″ android:versionName=”3.2.65 (834000-30)” 3.2.66は用意できないので上に示すAndroidManifest.xmlを有するライブラリープロジェクトをインポートしたところ、問題なく動作しました。

すべてのケースを調査したわけではありませんが、頭から2つのパラメータが同じであれば動作するようです。同様のエラーが起きたときには挑戦してみてください。

ActionBar

②エラー:Error retrieving parent for item:No resource found that matches the giving name ‘Theme Appcompat’. このエラーは新しいプロジェクトに切り替えた時などに起きるようです。メッセージの意味からするとActionBarをサポートする[android-support-v7-appcompat]プロジェクトを開いていなかったことが最大の原因でした。

念のため、コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを入力したら解決しました。 eclipse.exe -clean.cmd 以上です。

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