比較第一
がんこ親父(おやじ)、一徹ものにはぶれない代表として好意的に取られています。しかしながら、ぶれない、揺るぎないと同義というほど最良のものとは思えません。そこには、もっとよいものを探す余裕がないのです。
評価が高いのは、こっちにゆらり、あっちにふらふらよりも100点満点中70点でも、筋の通った振舞いが良い結果を生むという経験則があるからでしょう。
こだわりの宿
こだわりの宿、こだわりぬいた味などのような使われ方にも、同じ雰囲気が漂っています。他の考え方を受け付けない「こだわる」行為は決して良いこととは思えません。
セールポイントとしての意味は、唯一無二、究極という意味で使っていると想像します。これにも安直なアドバイスは受け付けませんという強い意志が伝わります。
望むこと
世の中、あまりにも安直なものがはびこりすぎているのでしょうか。菓子の包装などにおいて、過剰包装と誹りを受けながらまさに究極の包み方を見ることがあります。
また、おにぎりの包装には驚きの技術が応用されています。いつでもパリパリの海苔を食べることができます。これは続けてほしいですが、内容よりも外装にこだわるやり方はそこそこでいいような気がします。