運用上のエラー発生
WordPressでブログ運営中に「500 internal-server-error」が表示されブログは閲覧不能になりました。その上、管理者が投稿したりメインテナンスするページのダッシュボードへのアクセスができなくなり復旧させるまで往生しました。再び起きることも考えこの顛末をメモに残します。
必ず起きるシステムエラー
前回、横浜市で起きた交通機関のトラブルなどに言及して辛めのコメントを出したばかりなのに、それがわが身に降りかかるとは世の中、皮肉なものです。
銀行のバンキングシステムやJRの発券システムで障害が起きればニュースになります。
多額の予算を投入し入念な確認の上、運用に漕ぎつけたとしても障害は起きるものです。
知人の結婚式で牧師さんが夫婦円満を長く続けたいのならば「相手に非があり自分が正しいと思った時ほど控え目に語りなさい」と言っていたのを思い出しました。
世間話はこれくらいにして、にっちさっちもいかなくなって冷や汗をかき復旧させた手順を書き留めます。
発生原因の推定と復旧手順
事故やトラブルは日常の行動から外れたときに起こり易いです。つい最近の電車脱線事故では深夜にメインテナンスした機材を放置したまま、始発電車を走らせて起きました。
このたびのトラブルは、プラグインソフトを入れ替えた直後に起きています。
トラブルの直前の作業に注目します。「500 internal-server-error」は初めて経験しましたが、プラグインの更新後に異常な動作になったことは2,3度あるのでこのことが原因と推測出来ました。
冷静な対処
ブログの管理はダッシュボードで行います。慌ててダッシュボードにアクセスを試みるとそのページを開くことができません。深呼吸してエラーの起きた画面を見るとレンタルサーバーからのメッセージが表示されており、「致命的なエラーを検出しました。エラー原因を特定しており、送信したメールに従って対処してください」とありました。
メールにはトラブル発生時に機能する緊急用ダッシュボードのアドレスが記載されてあり、そのページを開き更新したプラグイン’BackUpWordPress’を無効化して通常モードにしたところ、internal-server-errorは起きなくなりました。WordPressをバックアップするには不十分ですがとりあえず重要案件はクリアできました。BackUpWordPressにまだ未解決の問題があるのではないでしょうか。日を置いて有効化することにしました。
さいごに
プラグイン更新の薦めにより良かれと思って取った行動が裏目に出ることもままありますが、放置してことなかれを続けるといつかしっぺ返しを食います。
このたびの障害の直接的原因はプラグインの不具合にありますが、プラグインの選択は運営者が行うものであり、運営者の最終責任は免れません。
アップデート作業は長く続けるうえでの税金のようなものです。愚痴はこれくらいしてプラグインの更新騒動のてん末記を終わります。