時の流れに身を置く

有為転変

時の流れは留まることがありません。昨日までもてはやされたことが意味を持たなくなることもあります。世界第4位に誇るスーパーコンピューターを開発しても助成金詐取の手口はオーソドックスのようです。

SNSで安易に他人を信用し、家族を悲しませた事件の報道も相撲界の事件にかすんで話題から遠ざかりました。最先端技術や文化は光と影が付きまとうもので、有意性と危険がいつも同居しています。

つい最近、匿名をよいことに、個人的なトラブルをツイッターで知人を誹謗中傷し、飲食店を閉店に追い込み30万円の罰金刑を言い渡された市会議員がいました。SNSの利用法を誤った身近な例でした。

適切な対応

携帯電話やスマートフォンが使われ始めてそれほどの時間が経っていません。

かつては、家族に知られずに特定の人から電話連絡を受けることは難しく、そのため家族から孤立することは少ない状況にありました。

年端もいかない若者は、年長者からのアドバイスや押さえつけで事なきを得ていました。

今は急激な社会変化ですべてにわたって適切な対応は困難です。目先の対応で精いっぱいです。ではどうすればよいのだろうか。

根本を抑える

延暦寺根本中堂

大学入試において、脱暗記が図られ考える能力が試されるように変わりつつあるようです。今までこうやりなさいという風潮が強かったものが、それを自ら判断できる力を養う政策に変わります。

複雑多岐な世の中で、この場合はこうするといちいちマニュアル化することは無理です。基本を理解して適切な行動を自ら実行してくださいという方針に変わっていくのでしょうか。

ものづくりの一端

10年後になくなる職業などの評論があります。いつの世もこの繰り返しであったことでしょう。

昔ながらの古いものに愛着を感じて市中やネットを探しても扱われなくなって久しいものがわんさかと存在します。

多くの人々がもたれあって生きているので、ないものはあきらめるほかないでしょう。それでも帽子や収納かごなどは手づくりすることができるので、ある程度の主張を貫くことが可能です。当ブログはその思いから継続されています。

自分で作る喜び

短歌や俳句に親しんだり、うたを歌い楽器演奏に興じる人は多いです。独唱・独奏もいいですが多くの人のハーモニーからなる合唱・合奏には大きな感動があります。しかし、足が不自由だったり、時間が取れない人には個人的な趣味がふさわしいです。

自分で作る喜びは格別です。同好の士に評価してもらい研鑽を重ねたいものです。

コメントを残す

下記項目は必須ですがメールアドレスは公開されません。名前はニックネームをお使いください。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください