ワクチン接種予約によせて

予約申し込み集中

新型コロナワクチン接種の予約が日本国中の自治体で本格開始になりました。当方のインターネットによる予約経験も含めて判ったことを記録に残します。

市の広報を熟読して不明点は問い合わせて確認すべきでしょうが、この電話すらなかなか通じないことがあります。まずは提供された印刷物から情報を入手しました。

接種場所は一ヶ所の集団接種と五ヶ所の個別接種があり、個別接種を選択すれば近くの病院で接種が受けられるものと考えていましたがそれは甘い幻想でした。

申し込み開始時間前にインターネット接続し、好条件にヒットするように入力しましたがそれでははるか先の日程になると判断し、いつでもどこでも接種可能と入力したところ、接種場所、接種時間を決めることができました。

これらも常日頃から通販やイベントの申し込みをインターネットで経験し、システムの不親切な扱いに慣れていないと難しいと思いました。

技術的な問題

ニュースによると申し込みの電話が集中して、システムダウンが起きて受付を一時中止しているとの報道がありました。用意する設備において、最大規模に準備すれば問題は起きませんが予算上、得策ではありません。折り合った規模にて実施されますが目論見が外れることはよくあることです。

予約申し込みは電話とインターネットの2方式がありますが、電話は古い技術、インターネットは新技術との差が現れたのでしょう。二つの技術を水の取り入れにたとえると、電話は直接、一本の川から、インターネットはダムやため池などからの取水を考えることができます。

もっとやさしい扱い

行政サービスを利用する市民が全員、インターネットを利用すれば問題が一気に解決します。小中学生のリモート教育でも同じ問題が起きていますが、現段階では全員がインターネット環境を利用できるとは限りません。これを強行すると弱者切り捨てとの批判が噴出します。

高級外車を乗り回しながらインターネット設備を設置することなど考えられないと主張する市民もいます。多様な生き方が認められる時代です。

これらは大きな課題です。第2、第3のケネディ上杉鷹山が現れるのを待ちましょう。

それにしても大枚の予算をかけなくてももっとやさしい扱いをして欲しいものです。

図書館や駅の資料検索であいまい検索や促音(小さな)で入力すべきを大きなでは不一致になったり、拗音(ー)がないために検索できなかったり、公的機関の設備が個人所有のスマホやパソコンシステムに劣る機能では示しがつかないのではないだろうか。

おまけ

ワクチン接種の予約で申し込み時のトラブルは大挙して押し寄せる情報の波の処理によりけりです。早くからこの関連のニュースに関心を寄せていました。電話予約を止めてインテ―ネット予約に切り替えて安堵しています。

市のワクチン接種予約サイトにアクセスし、申し込み時間になってすぐ、上図の〇印個所にフォーカスが当たり有効になって点滅した時は緊張しました。『芸は身を助ける』とはよく言ったものです。道楽が役に立てて誇らしく感じています。

ぼやき

アパート経営を成功に導く『三種の神器』という広告に、①給湯器②エアコン③インターネット無料(WiFi)とありました。WiFiは水道や電気のインフラのように必須の生命線・命綱といえます。

それほどインターネットの利用なくしては現代生活が成り立ちにくいことを物語っています。バランスのとれた生活が望まれます。

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