男女の差に思う
最近、SDGs、ジェンダーなどの用語が飛び交っています。女性を慮って(おもんぱかって)やさしく接するとそれは余計な気遣い、差別ですと言われそうです。記事のタイトルは宝井其角(たからいきかく)の俳句の一節です。
以下に其角の俳句を筆記体風に挙げましたが、おじいさんが風呂上り、縁台に寝そべって団扇で扇いでいる様が浮かびます。これが女性だとなかなか難しく、男性に生まれてよかったと感心している情景と思われます。
欧米文化の摂取
幕末、ペリーに随行した宣教師のサミュエル・ウェルズ・ウィリアムズは、成人男女が人前で大っぴらに裸をさらす行為を「野蛮」と評価していました。
国力の高い欧米に追いつくには欧米文化の吸収が急務と考えた明治政府は明治4年に「裸体禁止令」を出しました。それ後、徐々に男がふんどし一丁で街を闊歩することはなくなったようです。
江戸時代前期に活躍した其角は芭蕉の弟子であり、その句は当時を詠んだものです。女性がやたらふしだらな振る舞いであったわけでなく女性本来の慎み深さが読み取れます。
このような話はどこにでもあり、かな~り前のオリンピックではある国の女性アスリートが腋毛を処理していないことが話題になりました。
音の出る残暑見舞い
突然、音が出るのはよくないです。そのため、ブラウザは記事のロード後に音楽が自動で再生することを禁じています。よって再生ボタンを押下することにより南部風鈴の音色が流れ、宝井其角の俳句が描画されます。
俳句がすべて表示されると風鈴の音は止まります。再びボタンを押すと音の再生だけが継続します。
南部風鈴
©2021 TacM,Ver1.00
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