日別アーカイブ: 2018-04-10

プログラミングへのお誘い

はじめに

ここではプログラミングのお誘いについて語っています。小学校においてまもなくプログラミング教育がスタートします。その案内のために、興味の湧くゲーム作成を例題に取り上げています。



最後に、初歩から体系づけてプログラミングを学ぶための一案も示されています。それでは日本10景探勝ゲームを体験してください。

学校教育保護者の思い

学校教育に対する保護者の意識調査が朝日新聞ベネッセコーポレーションから発表されました。ベネッセコーポレーションは確か福武書店(ふくたけしょてん)が前身 だった気がします。

ある局のアナウンサーがふくぶしょてんと呼称し後で訂正したことを覚えています。教育に対する意識は少子化を反映して旧来とは異なる傾向が出ています。それらを基にブログとの関わりなどに触れてみたいと思います。

プログラミングへの考え方

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、先行してすでに予備実行されている小学校もあるようです。教育政策において「プログラミング教育を増やす」について、賛成が82.6%に達しています。「入試で思考力・判断力・表現力を重視する」の賛成が82.3%であることと考え合わせると、ただ、暗記する教育から思考力を重要視する内容が支持されてきています。

プログラミングに親しむ

楽しくプログラミングに接する一つの方法を示します。中学生でプロの棋士になったり世界的なピアノのコンクールに優勝する人もいます。ここに至るまで親に強制されて鍛錬したのではなく、楽しみながら研鑽を続けた結果と思われます。

当ブログでも楽しみながらプログラミングに興味を持ってもらえるようにゲームを取り入れて語っています。以下の例は脳トレゲームにより瞬発力と記憶力を養うゲームです。画像をクリックすると解説ページを参照することができます。

日本10景探勝ゲーム概要

このゲームはかつて述べたスピリチュアルゲームを発展させたものです。

国の旅行客誘致努力が実って外国からの旅行客がうなぎ上りです。

治安が安定していて自然豊かな我が国は魅力的な観光地がそろっています。

外国人旅行客を手厚くもてなし、そこから生まれる様々な産業の起爆剤となりえるインバウンド事業は資源の乏しい我が国にはうってつけです。

著名な景勝地にちなんだゲームを作成しました。選んだ日本10景はとりあえず頭に浮かんだ場所を挙げたに過ぎません。

日本10景探勝ゲーム遊び方

日本10景探勝ゲームの進め方

  1. 右下の▶startボタンをクリックする。
  2. 右下のボタンが⏹stopに切り替わり、ルーレット円盤が回転し始める。
  3. 右上のラッキーナンバーを確認し、この番号を引き当てればウィナー。
  4. 頃合いをみて⏹stopボタンをクリックし回転を止める。
  5. 上部⇩の直下が引き当てた番号になり、▶startボタンの上に表示。
  6. ⇦と⇨ボタンの上にカーソルを置きルーレット円盤の回転速度を変更。
  7. 次の行の音量調整ボタンで音量可変。
  8. 0になるまで小音にカーソルを置き続ければ無音になる。
  9. 変更ボタンはクリックせず、カーソルを乗せている間、連続有効。
  10. ラッキーナンバーを引き当てれば、派手なファンファーレが鳴り響く。
  11. 当たりファンファーレは複数存在。
  12. 適切な速度や音量にて何度でもゲームを再開できる。
  13. 中央には日本の代表的景勝地画像が切り替え描画される。
  14. 左下はデジタル時計である。

 

日本10景探勝ゲーム

プログラミング解説書について

上の例題は高い機能を有し、日本の観光地を親しみ深く理解いただけるように配慮されています。これを実現するにはプログラミングについてある程度の知識を要しますが、開発のための機材などを準備することなく、誰でもエディタの扱いができれば作成できることをアピールするために用意しました。

例題はJavaScriptで記述されています。プログラミングを最初に教わるときは世界のみなさん、こんにちは!を表示させることが多いです。JavaScriptではこの文面を用意するだけでよいのです。printfなどを指定することはありません。だから、始めやすいと言えましょう。これについては自由研究のはじめ4に詳説しています。

初歩から少しずつ高度な表現までを試みたいときには手前みそになりますが、動作させながらゼロから学べるJavaScriptを紐解いてください。パソコン、スマホ、キンドルにて読むことができます。簡単な例題から徐々に高度な例題を動作できるように記述されています。年度の始まりに新しい挑戦を試みられてはいかがでしょう。

おわりに

習い事はブームや見栄で始めるものではありません。「芸は身を助ける」と言います。先んずれば人を制すという言葉がありますが、大げさに考えずに必要があったら、興味を抱いたら踏み出してみましょう。