日別アーカイブ: 2019-10-27

前例主義は変わるか

悪しき慣習

令和元年も後2ヶ月です。月日はまわりの思惑に関わらず留まることを知りません。当方は電話不精、出不精を挽回すべく年に2度ほどの筆による挨拶を長年継続してきました。

ここへきて高齢化社会を反映し毎年、年初めの賀状では挨拶が憚れる状況です。郵便事業は民営化が図られましたが、日本郵政の株式は国が保有し続けており、残念ながら大胆な企業展開は難しいようです。

年賀状の利用は尻すぼみ

年賀はがきの発行枚数は2003年の44億5936万枚を頂点に年々、減少しています。人は高齢になると取り巻く周りも高齢化するので年末年始の欠礼ハガキの差し出しは毎年連続する可能性が大きいです。

賀状というめでたさを暗示する名称はいかがなものでしょう。お年玉付き年賀はがきの名称は止めて、景品付き記念はがきなどの名前にしてほしいです。

個人による印刷技術が進化している現況においては、あらゆる冠婚葬祭に使える当選番号のみがついたシンプルなデザインのものがあってもよいのではないだろうか。

特に赤みをなくした控えめな色のデザインがほしいです。スマホが全盛を誇る時代にこそ他人と異なるアピール法を採用する極め付き情報発信を始めませんか。

近況を連絡するだけの年初めの挨拶

年賀状は虚礼の最たるものと筆不精の言い訳が聞こえてきそうです。個人の考えが尊重される時代です。

様々な考えがあって当然ですが、一律に強制できるものではありません。

現役の時にはビジネスでいやおうなしににスケジュールで出していましたが、現役を終えると極端に出したりもらったりする枚数が減ります。

金貨、金塊、高価な商品、高額商品券による贈賄罪が後を絶ちません。100円にも満たない年始の挨拶が虚礼とは情けないです。心のこもった挨拶状は実例の最高品といっても過言ではないでしょう。

郵便はがきに期待するもの

お祝いをイメージしないデザインを追加
当選番号のみ印刷されたデザインを追加
指定した日(元旦、1月4日)に配達されるはがき
今の当選方式などを踏襲しながら電子メールで届く
単なる近況挨拶への利用を啓蒙する
丸に3つ茶