江戸時代のエコ生活

江戸時代の人口は、複数の研究者の発表からすると2000~3000万人と言われています。職業・身分比率はおおむね下左図のような分布と考えられます。

一部の階層が多くの階層を支配する典型的な封建制度といえます。身分制度は武家政治に行き詰まり始め町人文化が勃興した中期以降は事実上、崩壊したといえるでしょう。

江戸時代は上方を発祥地とする元禄文化を経て大衆文化が本格化した文化文政以降が興味深いです。

江戸時代のエコ生活を探求するには、物の生産-流通-消費-再利用など物の動きやそれに関わった人々の調査が必要になるでしょう。

庶民生活の基本は日の出に始まり日の入りと共に終わり、時計の刻みを季節によって(厳密には毎日)変えるという大胆にもフリキシブルな考え方を取り入れていました。

極端にエネルギーを浪費する現代生活に較べて、自然エネルギーをとことん利用するということでは欧米で採用されている夏時間制度よりももっと理にかなっています。

日の出36分前を明け六つ、日の入り36分後を暮れ六つとして、その間、昼間夜間6等分づつしていっとき(一刻、2時間)とする不定時法でした。

庶民は、寺院の鐘の音で時を知りました。寺の鐘をつく担当者はどのようにして日々、鐘をついたか、寺院ごとに時間差はなかったかなどを解明するのはこれからの研究課題です。

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