「ものづくり筆耕実績」カテゴリーアーカイブ

ものづくりの完成済みの案件

オンラインショッピングのサイトを構築する1

Eコマース(Electronic Commerce)とはコンピュータネットワークを用いて電子化された商取引のことを指し、EC電子商取引とも称されています。取引形態により数種に分類できますがそれに触れません。OnlineShopping ECの規模の小さな形としてオンラインショッピングがあり、お店がインターネット上のバーチャルショップ中に用意した商品を消費者は自宅にいながら、カタログに相当するウェブページを見て買い物をすることができます。支払い方法として、クレジットカードやコンビニでの払い込み、銀行振込み、着払いなどを利用します。 ここではインターネット上にお店を簡単に開く方法について語ります。オンラインショップサイトを構築するにはプラグインツールを採用します。究極のECサイトは予算を用意shoppingcartして独自に作り上げる方式が最適ですが、Base、Welcart、WP e-commerceなど有料、無料のツールが多く存在します。 今回、ECサイト専用パッケージ「EC-Cube」を使うことにし、まずはローカル環境でテストをするため、XAMPPにEC-CUBEをインストールする手順を検証します。次回から掲載していきます。

テンプレートは便利

テンプレートとは鋳型、雛形、定型書式、定型文章等の意味を持ち、手本となるものです。たとえば申込書の書き方として、氏名:日本太郎、住所:〇〇市××町1丁目5番-3などのように仮のデータを使ったり、Templete日本人の平均的な身長、体重などをあらかじめ設定した文章などを指します。

私がテンプレートと関わりを持ったのはコンピュータフローチャート定規が最初でした。この定規もテンプレートと呼ばれていました。

パソコンの普及で往復はがきや名刺の印刷が容易にできるようになりました。ダイレクトメールを大量に郵送するために文書や住所を印刷するには、専用の印刷ソフトを買うことをお薦めします。

WORD等のワープロソフトを持っていて小グループで持ち回りの班長になり、総会やイベントの通知用に印刷する場合は適切なテンプレートを探して自分用に改訂すれば予算をかけずに印刷することが可能です。

今回、20人ほどのグループで1泊旅行の幹事をすることになり、案内と出欠回答用に往復はがきを印刷しました。その体験を整理します。

往復ハガキ

往復ハガキのテンプレートはd027_DoublePostCard_TextSidePrint.doc、『Wordを使って往復はがきの文面側印刷を』を参考にしました。一度、雛形を作っておくと再利用が可能です。この場合、昨年の日付になっていないかなど慎重に見直すことが大切です。 同様にして名刺印刷のテンプレートはMS社からダウンロードして重宝に利用しています。

WordPressにページスクロールを追加

記事が長くなりウェブページの下まで読んだとき、すばやく画面の先頭に戻したいことがあります。多くのツールのうち、「Scroll To Top」をプラグインしました。プラグインはダッシュボート-プラグインでScroll To Topを検索して所定の手続きを踏みます。このままでは「Scroll To Top」のボタン位置が中央に表示され、記事と重なり見にくいので右端に変更します。ScrollToTop 変更方法はWordPressのページスクロールプラグイン「Scroll To Top」のボタン位置を変更する方法を参考にしました。stt.phpの’right’ : ‘50%’の50%を0%に変更し最後はファイルを更新して終了です。スムースにページの上部に戻してくれます。

スライドショー続編

Meteor SlidesをWordPressにプラグインして、ヘッダー画像、ウィジェット欄、記事欄にスライドショーを取り付けた導入・体験編を先に発表しました。今回は続編で前回に書ききれなかったことを記します。問題点と解決法をまとめました。 1.ヘッダー画像(ピクセル1600*230)で縁どりのない画像が小さく表示される⇒山岳写真のように背景が白に近い画像だけが小さく表示される現象が起き、縁どりを付けたところ問題は解決しました。 2.スライド画像を新規追加する際、スラッグを正しく設定する⇒複数箇所(例、A,B,C)でスライドショーを表示する場合、スラッグまたはスライドショーで制御します。 画像  slug      スライドショー ①  slide-a  show1 ②  slide-a  show1 ③  slide-a  show1 ④  slide-b  show1 ⑤  slide-b  show2 ⑥  slide-b  show2 ⑦  slide-b  show2 ⑧  slide-c  show2 ⑨  slide-c  show3 ⑩  slide-c  show3 上記のようにスライドショー用の画像を登録した時、副ウィジェットエリアにスライド画像を表示する場合、左側にある利用できるウィジェット欄の「Meteor Slidesウィジェット」を右の「副ウィジェットエリア」にドラッグします。その中のスライドショー:に上記例ではshow1を設定すれば画像①~④がスライド表示されます。画像⑨⑩を表示するにはshow3を指定します。

MeteorSlides

テーマ領域のヘッダー画像をスライドする場合、header.phpのヘッダー画像を表示させるところのプログラムコードを以下のように修正します。phpソースコードでは関数の引数にスラッグを指定したところ、選択された画像のみが表示されました。2番目の引数は効果スタイル(フェード、右スクロール、ワイプ…)のはずですが、期待したようには100%動作してくれずまだ理解しきれていません。 <?php if (function_exists(‘meteor_slideshow’)) {meteor_slideshow(“slide-b”, “transition_style:’wipe'” );} ?> 関数の第一引数に”slide-b”を指定したので、画像④~⑦が表示されます。この出力例では画像④が2箇所に表示されます。1つの画像が複数箇所に表示するとき、表示エリアサイズと画像サイズが異なり、頭を悩まされます。経験ではMeteor Slides設定のスライドの高さと幅を設定し直せば、うまくいくようです。本来なら、関数の引数で個別動作に対応できるように設計されていると思われますが、使い方か作り方で十分でないところがあるのでしょうか。代替策で切り抜けます。

slideshow3

3.スラッグを設定するには、管理画面-スライド-スライド-登録済み画像をカーソルで選択-クイック編集-スラッグ欄に入力(例ではslide-x)します。同じスラッグが複数ある場合、slide-x-1のように枝番号が自動的に付加されます。 4.静止標準ヘッダー画像の表示を止めさせるには、header.phpを適切に作り直せば問題ないのですが、それほどプログラミングに精通していません。標準画像にスライドショーが重ね表示されることを改善するには、外観-ヘッダー-画像を削除-ヘッダー画像上にテキストを表示しない設定をします。 5.設定・修正が反映されるまでは、時間がかかります。キャッシュを保存する指定を取り消したり、F5キーを押下しても即、反映されないことがあります。反映時期はブラウザによっても多少の違いがあり、ログイン中ならばログオフすべきです。 以上がスライドショーを使い始めたときの特記事項です。

受信できません。アンテナの設定(E202)

E202この度の大雪で交通機関の乱れや停電で大変な目に会った方が多いことでしょう。当方でも1分ほどの停電が10回くらいありました。その上、屋根からの落雪で雨樋が破損しました。最後にTVがBSだけ映らなくなりました。BSに切り替えると「受信できません。アンテナの設定や調整を確認してください(E202)」というメッセージが表示されました。

パソコンの故障などから類推すると地上波が映り、大雪のHiVision後にBSだけが映らないということはTVの故障とは考え難く、ガイドメッセージをそのまま信用して、アンテナ関連と目星をつけました。屋根に登って調べたら、BS(CS)アンテナが雪に触れていて、落雪で回転したものと推定できました。

マニュアルを紐解き、受信-衛生-アンテナレベルと設定すると、受信レベル:現在0最大0と表示され予想が現実味を帯び、アンテナの向きを雪の重みで回転したであろう逆向きに回したところ、BSも映るようになってめでたしという結末になりました。ものづくり手作り派として少しだけ家人に自慢しました。

動く観光案内

観光地の駅待合室にジオラマなどと並んで観光地案内掲示板があって、ボタンを押せば巨大地図の該当箇所が点滅するものがおいてありました。Web上にも魅力的な観光案内がわんさかそろっています。

今回、地図を目次代わりに、該当する地点をクリックすれば、観光スポットのページに飛んでいくようなWebページを作ろうと試みて検索したところ、waoxさんが便利なプラグインツール情報を発信しておりました。グーグルマイマップでもほぼ、同じようなことができることが判り、こちらを採用しました。

水戸市観光スポット ← 動くパンフレット(全画面表示) グーグルマップを利用するので、まずグーグルアカウントにログインすることから始まります。グーグルアカウントは無料で取得できます(追記、グーグルアカウントへのログインは限定公開、非公開の場合であり、公開状態ならば制限ありません)。

上記の水戸市観光スポットをクリックし、地図上のマーカーあるいは左の観光名称をクリックします。写真と説明を参照し、説明文のなかにリンクが貼られている場合は、さらにクリックすれば詳細な情報が得られます。 マイマップも簡単にできるわけではありませんが、作成用支援記事はたくさん、出回っています。 旅行案内用の動くパンフレットを作って参加者に配布というよりURLアドレスを連絡しましょう。

熱海水葉亭

上図はwaoxさんの作品で、写真が地図上の吹き出しの中でなく右ウィンドウに表示されます。こちらの方が見やすくグーグルマイマップでも出来ないものでしょうか。吹き出しに表示する写真サイズを小さめにして、当面、進めていきます。

マイマップはデータの一覧表が表示され、全体を俯瞰できる点が特長です。どちらも写真はWeb上にアップロードしたものに限られます。 水戸市観光スポットはこれから始まる未来の話ですが、waoxさんのお出かけ記録のように過去の出来事を動く絵日記として残すこともできます。

ゴルフコンペ、町内会旅行、会社慰安旅行、運動会、野外焼肉パーティーなどの地図とリンクした案内や、海外旅行、クラス会、新婚旅行、家族旅行記録など、訪ねた場所が特定されるアルバム作りに利用できるでしょう。

【追伸】Webサイトで音楽を流すのは、はやらなくなったあるいは顰蹙物の場合があります。社内旅行やクラス会で社歌、校歌がひっきりなしに流れるのもどうかとお考えの方には、地図の特定箇所をクリックした先に、音楽データを埋め込んでおくと限られたときのみミュージックが流れます。

画像をスライドショーにする

WordPressを使ってサイトのテーマ画像をスライドショーにするために、Web上を調査したところ、下記のようなMeteor Slidesプラグインを採用した組み込み記事が見つかりました。

スライド画像のプラグインMeteor Slides

TwentyTwelveのヘッダー画像をスライドショーにするプラグイン

スライド画像のプラグイン「Meteor Slides」を入れてみた

SlideShow

①~③を参考にしてMeteor Slidesプラグインをインストール、有効化しウィジェット欄に静止画像を載せることに成功しました。テーマをTwenty Thirteenに更新しヘッダー画像をスライドすることも体験しました。

このプラグインの機能は、スライド数、スライドの高さ、幅、スライド表示時間などを設定できる他、ヘッダー、ウィジェット、本文記事のどこにでもスライドショーを実現できます。

複数箇所にサイズの異なる画像をスライドさせるにはリリース先のドキュメントを熟読する必要がありそうですが、表現力アップに役立つことでしょう。テーマの画像をスライドさせれば、SONYやドコモのホームページと同等になります。

スライドショー

WordPressとホームページ作成6

【6回】:今どきのWebサイト

タイトルは今どきのWebサイトとしましたが、これまでに書ききれなかった事柄について整理していきます。

1.ホームページとブログ

かつて、ブログは行商、ホームページはお店という評価があり、潤沢な予算がなくてお店を持てない人がブログを開くというイメージがあったのですが、店舗無所有からスタートした通信販売サポート業者が隆盛を極めプロ野球球団を持つ企業が生まれている反面、駅前シャッター通りの増大も現実となっています。

商売は形ではなく内容です。ホームページとブログどっちがいいかというお話は、たいした意味を持ちません。世のためになる情報をどしどし発信しましょう。世界・地元

2.和風と洋風

縦書き・横書き 多くのソフトは外来です。日本語はそもそも、縦書きで右から左に流れます。対して洋式は横書きで左から右に流れます。

WordPressを始めたとき、文章で段落は一字あけるということがうまくいきませんでした。和式の「間(ま)」は洋風では表現が難しいように感じます。

プログラミング言語では、ワードとワードの間隔は1個でも4個のスペースでも同じ意味を持ちます。

WordPressで段落を付ける場合、段落というコマンドがありますが右図のように1行の空白行を利用することが多いです。横長の場合、1字の字下げでは迫力不足です。

3.味付け

こだわり調味料料理は素材が大切ですが、料理人の腕、調味料などが旨さに貢献します。Webサイトでも写真、画像、音声を付加すると魅力が増します。

テキストにおいても太字、斜字、サイズ変更、色を付けたりすると購読者の心を引きつけます。一つの方法が最高ということはありません。良いところを併用することが肝要です。

4.理解を深めるために

表現技術限られたスペースや時間でひとつのことをまとめるために、前提条件をつけて説明を加えました。

より良いサイトを完成させるためには、文章力、構成力などの他、表現技術が要求されます。編集作業には「ペイント」「ワード」「テキストエディタ」「ダウンロード」「インストール」「プログラミング」「ファイル拡張子」などに精通することが望ましいと言われますが、少しずつ身に付ければ良いのです。 グローバル世界

5.ユビキタス社会

ユビキタスという言葉はあまり使われなくなりましたがひと頃、予算獲得のために盛んに使われていました。ユビキタスとはいつでも、どこでも、誰でもコンピューターの支援が得られるような世界や概念を指します。

Webサイトの作成はどのパソコンでも、スマートフォンからでも、出張先でも現場でも、いつでも、誰でもが出来ることが望ましい姿と言えます。

6.Webサイトの更新

Webサイト更新頻度Webサイトを立ち上げても更新しないと閲覧者も増えず、信用が高まりません。

市町村合併が行われたのに前の住所だったり、携帯電話全盛の時代に市外局番号が未記入のサイトもまま見受けられます。一週間遅れの週刊誌を買う人はいません。SEO対策の上でも短い間隔での更新が望ましいです。


AppGrade

7.アップグレード

Webサイトを長く運営していると、容量が足りなくなることがあります。また、最新のプラグインツールを利用したい、独自ドメインで運用したい、広告をなくしたいという欲求にかられます。WordPress.comは実態に合った運営をするべく、運用サーバーの引越し、移籍をサポートしています。 ブログ-1

8.次回の予定

これまで「WordPressとホームページ作成」を6回掲載しました。述べたことはエッセンスそのもので、初心の方には理解にはほど遠いところもありますが基本的な知識があれば、予算をかけないで独力でWebサイトを立ち上げられるものと思います。

付随する情報はこれからも発信していきますので次回の予定はいまのところありません。よって「WordPressとホームページ作成」は一応の完結です。

WordPressとホームページ作成5

【5回】:ホームページの肉付けとブログの充実

前回は骨組みだけからなるサイトにテーマやヘッダーを追加して、必須の機能を織り込みました。今回はさらなる充実を目指します。

1.ホームページの肉付け

ホームページを肉付けするには固定ページを増やします。中規模の趣味のサークルとしてのホームページを想定し、次に示す固定ページを作成します。 固定ページ ①ホーム
②掲示板
③規約
④年間計画
⑤リンク集
⑥利用規定

以上の6ページから構成されるサイトを作ることにし、すでに2ページは作成済みなので、後の4ページを作成します。内容は仮のものです。

前回、説明したように、固定ページ-新規追加と進み、新規固定ページを追加の画面においてタイトル欄に「規約」と入力し、本文を作成します。規約のほか議事録などを載せる場合は、長いページになることを避け本文は投稿ページに掲載して、ここにはタイトルだけにしてすぐに本文を参照できるようにリンクを貼ると好感度が上がります。

規約

次に「年間計画」の固定ページを作ります。同様にタイトル欄と本文を作成します。

「リンク集」については、なるべく1ページに収まるように、数の多い組織などについてはリンク先を掲載したページにリンク(ページ内リンク)を貼り付けます。インターネットの時代といえどもクチコミや古くからの人間関係も大切です。同業者や似たものサークルにリンクを貼っておくといつかは役に立つことがあるかも知れません。



〇〇〇〇-1 〇〇〇〇-2 〇〇〇〇-3 〇〇〇〇-4 〇〇〇〇-5

上記の後の2つは20~30と数が多いので別ページに掲載する例です。

最後に「利用規定」の固定ページを作ります。ここには会員が投稿した文芸作品の著作権の帰属や参照手続きなどを掲載します。また会員以外から集めた個人情報の扱いなどについても述べることがあります。

上記手続きにより固定ページが6ページになり、ようやくホームページらしくなりました。へーダー画像の下に固定ページのメニューとリンク集のページを以下に示します。

FixPage

2.ブログを充実させる

ホームページはなんとか形になりましたので、投稿ページの扱いに進みます。人々の情報には個人の考え方、会社の経営方針、住所・電話番号など割と固定的なものも少なくありません。固定的な情報は固定ページに掲載して管理をしやすくしたり、経費削減に努めます。対して日々の情報は流動的に変わります。ホームページといえども変動する情報は投稿ページに載せ、動的に運営するようになってきました。ホームページよりブログの方がSEO対策として有利なことも定説となっています。これから時流に乗り遅れることなくブログ運営に乗り出しましょう。

1)カテゴリーを追加する

ブログの記事を書くにあたり、内容別に分類するためカテゴリーを追加します。種別はブログ運営者の好みで作成されます。記事が増えまとまりがなくならないようにカテゴリー別に分類します。今回は散歩、園芸、文芸、歴史、アドミニストレータ草庵としました。

ダッシュボード-投稿-カテゴリーと進み、新規カテゴリーを追加で名前や説明を入力し新規カテゴリーを追加をクリックします。5つのカテゴリーすべてを設定します。

2)記事を投稿する

ブログを書くということは、狭義的には記事を投稿すると同義です。まず周辺を散歩したときに感じたことを写真を交えて投稿します。ダッシュボード-投稿-新規追加と進み、新規投稿を追加でタイトルと本文を作成し、サイドメニューのカテゴリー欄の歴史にチェックマークを入れます。本文に写真や画像を入れる場合は、固定ページ作成に準じます。パーマリンクのアドレスが漢字でなく、アルファベットが望ましいと言われています。余裕ができたら見直しましょう。以下のような画面が出来上がりました。

道祖神・馬頭観音

次に園芸カテゴリーに皇帝ダリアが見事に花を咲かせて感動した記事を投稿します。道祖神の場合とほぼ同じですが、カテゴリーの園芸にチェックを入れます。投稿後の画面を以下に示します。

皇帝ダリア

次に散歩で見つけた景勝地の写真を投稿します。同様にダッシュボード-投稿-新規追加と進み、散歩カテゴリーにチェックを入れます。これで3つのカテゴリーに記事が投稿されました。サイドメニュー欄のカテゴリーが増えていることにご注目ください。

曲線美1曲線美2

記事を投稿する最終例として、カテゴリーがアドミニストレータ草庵の記事を投稿します。このカテゴリーは主に、ブログの運営者が書き込むことを想定した分野です。参考記事とウィジェット欄のカテゴリー項目がすべて出揃ったことを確認してください。

アドミニストレータ草庵

以上でWordPressの基本的な使い方の説明は終了します。

3.次回の予告

次回はこれまでに書ききれなかった事柄について整理していきます。

WordPressとホームページ作成4

【4回】:WordPress.comによるWebサイトのカスタマイズ

前回は、WebMatrixを用いてWordPress.comを立ち上げ、骨組み(スケルトン)だけのホームページを作成しました。ホームページをゼロから立ち上げるにはWebMatrixを利用するのが効果的です。しかし、記事の投稿や編集機能はWordPress自身も持っています。

今回は、WordPess.com独自の機能を使ってWebサイトをカスタマイズします。これらの利用方法はWordPress.orgとWordPress.comに共通していることが多いので、これからは単にWordPressと記します。

1.Webサイトの起動方法 Webサイトを起動するには、ブラウザのアドレス欄にURLアドレスを設定します。例えばaidesign77.wordpress.comをセットします。次に示すログイン画面が現れます。画像もなく骨組みだけの寂しいサイトです。この画面のショートカットを作っておきます。

自分のブログ4A

2.Webサイトのカスタマイズ方法 Webサイトのページを閲覧するにはトップページから様々なページを訪問することができますが、テーマ画面を定義したり、投稿ページや固定ページを作成するにはログインする必要がありますのでメタ情報メニューのログインボタンをクリックします。

dashboard

「ダッシュボード」という画面で、最初に「掲示板」という固定ページを作ります。掲示板はサークルならばサークル内の会員一同に知らせたい事柄を掲載します。固定ページ-新規追加と進み、タイトルに「掲示板」と設定し本文を作成します。

写真や図を挿入する場合は、挿入箇所にカーソルをセットし、メディアを追加-ファイルをアップロード-ファイルを選択-配置-リンク先-サイズなどを入力し、固定ページに挿入をクリックすると元のページに写真が表示されます。右の公開をクリックして終了です。

以下、全てに言えることですが次回からは更新と表示され、ページを変更したのに更新をクリックし忘れるとサーバーへの保存はされず、編集は反映されないのでご注意ください。 画像を追加する場合、設定するパラメータはたくさんありますが、中間的な値を仮に設定しておいて後で変更することが可能です。WordPressは編集が簡単でここらあたりが人気の原点かもしれません。

次に左Wマークの右のサイトのタイトルにカーソルを当て、ダッシュボード-外観-テーマと進みます。有料のテーマもありますが無料の「Twenty Ten」を有効化してみます。このテーマは2カラム右メニューと呼ばれますが、その他にも2カラム左メニュー、3カラム両メニューなど盛りだくさんのテーマが用意されています。 次に右サイドカラムのウィジェットエリア1にカレンダーの表示を設定します。外観-ウィジェットを指定し、利用できるウィジェットからカレンダーを選び、右のウィジェットエリア1の検索の上にコピーし保存します。

次に上図左上の楕円内のサイトタイトルを再びクリックして元の画面に戻ったら掲示板のメニューが追加されたことを確認しそれをクリックすれば、先ほど作成したページと右サイドバーにカレンダーが表示されたことを確認できます。

掲示板・カレンダー1 掲示板・カレンダー2

このWebサイトが起動した時に表示される「ホーム」ページが「見つかりません」という状況を改善します。それには新たな固定ページを作成します。前の掲示板作成と同様に「ぶらりわが町案内」という固定ページにします。

固定ページ-新規追加と進み、タイトルに「ぶらりわが町案内」と設定し本文を作成します。図を挿入するので挿入箇所にカーソルをセットし、メディアを追加-ファイルをアップロードなど前回と同様の操作をします。固定ページを表示するをクリックしてこのページを表示します。

BeautySpot

次にサイト管理をクリックし、固定ページを選び「紹介」ページを削除します。ついで「ぶらりわが町案内」をホームページにするべく、設定-表示設定をクリックしフロントページの表示において、固定ページを選択しフロントページの中からぶらりわが町案内を指定し、最下行の変更の保存をクリックして終了です。

トップページ変更

固定ページのメニューから「ぶらりわが町案内」が消え、「ホーム」を選択すれば「ぶらりわが町案内」のページが表示されます。

ぶらりわが町案内

設定方法を変えれば、ホームでなく、ぶらりわが町案内を固定ページのメニューに表示することも可能です。研究してください。最後にテーマ画面のヘッダー画像を変更し、右上のメッセージ「キャッチフレーズ」を設定します。まず、キャッチフレーズを設定します。ダッシュボード-設定-一般と選定し「一般設定」画面のキャッチフレーズ欄にサイトを表現するキャッチフレーズを指定します。

キャッチフレーズ

今度はヘッダー画像を変更します。外観-ヘッダー-自分のコンピューターから画像を選択-アップロード-変更を保存と指定します。

NewHeader

ホームという固定ページはサイトを訪問した時、最初に表示されます。よって、ここにはサイトを代表するページが表示されるように設定しましたが、ブログの性格が強いサイトではカテゴリー別に目次が表示されるように設定します。

3.補足説明 今回は構築中のホームページにログインして、最低限の機能を織り込んでみました。WordPressの素晴らしいところは、ログインパスワードさえわかれば、どこでもだれでもサイトを編集できることです。ホームページ管理支援ソフトがインストールされたパソコンに限定されるなどの制約がいっさいありません。

インターネットが使えれば出張先や現場で直接、編集しのちに落ち着いた場所で校正することが可能です。 4.次回の予定 今は固定ページが2ページだけで、投稿ページはゼロです。せめて固定ページが5~6ページになればホームページらしくなります。ホームページは時間が止まった感じでまさに固定ページです。

昨今では純粋なホームページははやらなくなりました。投稿ページで対応するブログは時間軸に沿って蓄積されます。次回は固定ページを増やすことと投稿ページを作ってブログ機能を網羅することにしましょう。