信長の草履取りで終わる

ボランティア元年

1-災害ボランティアボランティアやチャリティは新しい言葉ですが、助け合い、結い、共同作業等の言葉は古くからありました。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに、余りある時間や財力の持ち主、党派的な考えを持つ人々に限らず、ごく普通の市民が災害ボランティアとして参加する機運が芽生えました。日本ではこの年をボランティア元年と呼んでいます。

ボランティア参加への流れは一過性の気まぐれでなく、その後の様々な災害応援につながり、2011-3-11東日本大震災の復興ボランティアへと進んでいます。

制度の見直し

火山噴火が多発していますが、総じて今は落ち着いている時期と言ったら叱られるでしょうか。この時期に少し考えることも必要なのではないでしょうか。

2-福祉団体ボランティアに限らず多くの事業は補助金という税金で賄われることがあります。そこには欧米的な発想を取り入れた特定非営利活動法人(NPO法人)や社会福祉協議会、救世軍、社会鍋などが見え隠れします。

NPO法人の職員給与は平均よりも安く中には5~6万円で福祉活動に携わっている独身若者もいると聞きます。これでは結婚して親と同じような価値観を持つという人生設計は困難でしょう。NPO法人も行政の下請け機関のごとく逼迫した財政への単なる協力者の形態が見受けられます。

欧米のようにお互いに足りない部分を補完するという対等な関係にはほど遠いです。

ボランティアへの期待

ボランティアは見返りを期待するものではありませんが、まだまだ吹っ切れないものを抱えています。チャリティ〇〇が盛んにテレビ放映されてい3-チャリティポイントます。「収益金の全額は復興支援団体へ寄付されます」と何度も語られます。

寄付金の総額は誇示されますが明細は報道されません。参加者の交通費、宿泊費、製作費等は売上金から経費として差し引かれるのが一般的です。ホームページなどでボランティア明細書の公表が望まれます。

今の仕事に最善を尽くす

金持ちでもないのにその人の回りにいつも人が集まっている様をみることがあります。知人のことですが頼まれた仕事は相手を見て金額を決めている節があります。昔の赤ひげ医師のようです。

儲かっている人からはそれなりの金額、青息吐息の人へは格安で引き受けているようでした。それでいて場末の事務所を公共機関から数百メートルと離れていない一等地に引っ越しました。

4-草履取り大企業に勤めて悠々自適のようでしたが、一念発起して難解な国家試験に挑戦し8年かけて合格した苦労人はどこか違います。

年賀状のやり取りが主なお付き合いになりましたが、信長の草履取りで一生を終わろうとしている身に刺激を与えてくれます。

その人を思うとき、どんな仕事であれ今の仕事に最善を尽くしていれば、視界が開けることを教えてくれているようです。

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